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職人さん

 たまには病院とは全然関係ないことでも・・・。

 俗に言う“職人さん”って大好きです。仕事内容の随所にこだわりがあって、洗練された動きには美しさがありますよね。仕事っぷりを眺めているだけで楽しくなってしまいます。

 思い返せば、小さいときも畳屋さんやら魚屋さんやらの前で畳ができていく様子やイカの焼き方をぼーっと見ていた記憶があります。お店の方からすると、ずっといるのに買わないので、さぞや邪魔だったことでしょう。

 いま一番身近な“職人さん”は行きつけの創作料理屋さんの店長さんです。築地で仕入れたお魚の新鮮さ・美味しさはもちろんのこと、僕には想像もできないような食材の組み合わせで抜群のお料理を作ったり、見事な盛り付けで提供してくださったりと、いつも感激してしまいます。
 お魚を捌いているところを見ていると、普段は流れるような手捌きなのに、ときどき少しだけ手が止まります。なぜ止まるのか質問してみると、食材が痛んでいないかどうか、そのわずかな時間で確認しているらしいです。
 いつも日替わりメニューがたくさんあるので“メニューを決めてから買い出しに行くのかな”と思っていたところ、市場で良い食材を仕入れてから食材を活かせるメニューを考えているのだそうです。

 僕も、技術・知識はもちろんのこと、臨機応変により高いパフォーマンスが発揮できるようなプロフェッショナルにならなければいけないと思います。あ、結局は病院の話に帰着しました。

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